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待つことも大事

もう一人、エイベックスを代表する歌姫に倖田來未がいます。
松浦氏も本人も言う通り、彼女は決して人目を惹く美人ではありません。
しかし、彼女はニコニコする愛嬌と圧倒的な歌唱力を持っていたことから、エイベックスのオーディションで1位を勝ち取るまでになりました。
「テレビに出ない」という戦略もあって、なかなか売れなかった彼女。
本人もかなり苦労をしたようで、マネージャーと一緒に地方の小さな会場に行ってみたらお客さんが二人しかいなかったというエピソードもあるほどでした。
対して、彼女の妹であるミソノは同じエイベックスのグループでボーカリストをつとめ、ヒットを生む存在に。
妹が先に売れてしまったことで、彼女はより多くの焦りを感じたと言います。
しかし、その後カバー曲「キューティハニー」で彼女はヒットを飛ばし、その後は「エロカッコイイ」の路線を定着させ、エイベックスを支える稼ぎ頭としての道を歩むことになります。

○「あきらめない」という松浦勝人の姿勢
ヒット後、倖田來未は自らの成功についてこういっています。
「会社はあきらめなかった」。
何枚CDを出してもなかなか売れず、鳴かず飛ばずだった日々。
途中で「太りすぎ」を指摘され、ダイエットに励んだ日々もあったそうですが、それでも彼女は売れませんでした。でも、そんな彼女をエイベックスは見捨てずに「必ず売れる」と信じ、サポートし続けたからこそ、今の彼女があるのです。
彼女がはじめて「バタフライ」で売れてレコード大賞をとったとき、社長の松浦勝人氏もステージに一緒にあがりましたが、彼女は後ろにいた松浦勝人氏の手を引いて前に出そうとしました。
アーティストをあきらめないこと、自分が「売れる」と信じた人物をとことん信じたことが、今の彼女の成功につながったと考えて良いでしょう。

時に信じるというのは非常に難しいことです。
「売れないアーティストにそこまでのお金をかけることはできない」と考える人もいますし、それもひとつの決断として間違ってはいませんが、「これは売れる」と信じたらその道を信じること、そして支えるということも必要なことなのではないでしょうか。
どんなことでも、すぐに結果が出るとは限りません。
だからこそ、「経営者側があきらめず、そだてること」が重要になるのです。ある程度、そうやって諦めずに育てる様な懐の深さが必要になるのかもしれません。
このように「信じること、あきらめないこと」「すぐに結果に結びつくと思わず、コツコツやること」を心がけましょう。

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